漫画を読んでぼろ泣きした:「泣きたい夜の甘味処」
こんばんは、みなもりみなもです。
今回は短め(多分)に、つい最近読んだ漫画でぼろ泣きしたという話です。
そんな泣く?!と思われるかもしれませんが、
初見でぼろ泣きしました。
※一部分ネタバレを含んでいます。
読んだ漫画は、「泣きたい夜の甘味処」
メインの話が11話、それの別視点の話がある短編集で、
本文フルカラーのやわらかな色が印象的な本です。
各話に出てきた、お菓子のレシピも載っている。
あらすじは、KADOKAWAのサイトから一部抜粋。
とある町に、ひっそりとたたずむ一軒の甘味処。熊と鮭が営むこのお店は、夜だけしか営業していません。
提供するのは温かいお茶と、甘いもの一品だけ。今夜も、疲れて泣きたい人々がこの店に迷い込みます。
何がそんなに私の涙腺を刺激するのか……
泣いているキャラクターの表情に釣られてしまったか(たまにある)、
かなり感情移入してしまったんだろうか……。
自分の過去の似た部分をうっかり被せてしまったか……。
内容の半分くらいは人生の最後の部分の話だったりするから、
そういう話にものすごく弱いっていうのものある。
ヘンに感情移入するから辛い。そして家族関係には特に弱い。
読み終わってから、少し時間は経っていますが、
記事を書くのにもう一度軽く読んでいると、
「落ち込んだ新人さんが干し柿を拾う話」のアナザーストーリーあたりから
もう涙腺が緩んできます。
(個人的にこの話はメインとアナザーを合わせて1つの話だと思う……)
この話の内容は、
実はちゃんとその「新人さん」をちゃんと見ていて、その「新人さん」の置かれている状況に我慢できなくなって、その人の良いところ伝えた、っていう「先輩」視点の話でした。
「新人さん」の置かれた状況が想像に難くないから
余計にう゛わ゛ーーーー(辛い)ってなる。
突然語彙力がなくなるけどそんな感じ……。
その「先輩」の『あなたには良いところもあるの、知ってるよ』的な
あなたを理解していますって雰囲気のセリフは、
周りからダメだと思われていて自信を失っている時には
とても眩しすぎるよなぁ……。 ……と思ったり。
それともう二つ、
「ギャルとばあちゃんとマフィン」、「夕暮れのチーズケーキ」。
この二つは個人的に二大しんどい話です。
とても近しい家族の話+人生の最後の部分に近い話だから。
その要素がある話は最初の方の
「夫を亡くした奥さんと梅酒ゼリー」にもあるのだが、
こちらはあまり刺さらなかった。
いや、刺さらなくていいうっかり感情移入したら辛すぎる。
状況を想像できてしまったその上で、うっかり感情移入なんてしてしまうもんだから、
漫画と上手く自分の感情と切り分けられなくてぼろ泣きするんだろうなぁ……
そんな感じで今日はおしまい。